【後付けベルト通し】服リメイクの簡単アイデア

ボトムス




総ゴムのボトムスは着心地が楽で使いやすいですが、外出するには見た目がちょっとカジュアルになり過ぎてしまいます。
部屋着やパジャマっぽい印象がありますね。

もちろん、本当に部屋着ならそのままでいいのですが、外出着に使うアイテムならトップスで隠すなど、ウエストゴムはなるべく見せたくありません。

そんなボトムスはベルト通しを追加しておくと、活用の幅が広がります。

トップスをインして使う時も、ベルト使いでおしゃれの印象を変えられます。

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DIYでベルト通しを作る

ウエストゴムのボトムスにベルト通しを作るのは比較的簡単なDIYですが、ポイントはできるだけ本体生地に近い布を使うことです。

可能であれば、本体のどこかから布を切り出して、共布でベルト通しを作ります。

ベルト通しは最低限、両脇と後ろ中心の合計3か所あればベルトがウエストからずれないで使えると思いますが、素材やデザインによっては5か所作ってもいいと思います。

まずは、ベルト通しに使える布が本体から取れないか探します。

  • 購入時に添付されている補修用の共布
  • 裾上げで切り落としたはぎれ
  • 裏の縫い代(裾部分などの縫い代が広くて使えそうな時)
  • ポケット部分の布(ポケットが必要なければ)

など、どこかに使える共布があったら利用します。

どうしても共布が取れない時は、別布で似た色や素材を探して使います。

いっそのこと全く別素材や色のものを使用して、バイカラーのデザインにしてしまうのもアリですが、着用時のコーディネートは少し難しくなります。

総ゴムのキュロットにベルト通しを追加

こちらはシンプルな黒のキュロットですが、総ゴムでストラップリボンが付いています。
これはこれでかわいいのですが、ベルト使いができるとコーディネートの幅が広がります。

今回はこのストラップリボンに目を付けました(*^^*)

このひも状のまま、ベルト通しとして利用してしまいましょう。

ベルト通しを作る

今回はキュロットに通っていたストラップをそのままベルト通しにしてしまうので、必要な長さにカットするだけで、使えます。

布からベルト通しを作る場合、長方形の布を縫ってひも状にします。
薄い布や、柔らかい布の場合は内側に接着芯を貼って、張りと強度を付けます。

ウエストにベルト通しを縫い付ける

ベルト通しの縫い付け方にもいろいろありますが、簡単な方法は上下2か所をミシンで縫います。始めにベルトの下部分にベルト通しを当てて縫います。

次にベルト通しを上に折り上げて畳み、上からステッチをかけます。
ベルト通しは力がかかる場所なので、上下2か所のミシンは数回往復して縫い、頑丈にしておきます。

今回は3か所にベルト通しを縫い付けます。
ベルト通しはウエストの両脇と後ろ中心の、最低3か所はあったほうがいいと思います。
使いたいベルトが滑りやすい素材だったり、細いベルトなど、ウエストから外れそうな感じなら、5か所のベルト通しがあると安心です。

3か所の場合→後ろ中心と左右脇
5か所の場合→後ろ中心と後ろ2か所と前2か所(お手持ちのデニムパンツなどに付いているベルト通しの位置を参考にするといいと思います)

ワンピースの場合はベルト通しが左右脇の2か所でもOKな場合があります。
ベルトはウエストから外れていると格好が悪くなってしまいますが、ウエスト絞りがないデザインのワンピースの場合はベルト通しが2か所でもいけます。
ウェアのシルエットを見て必要なベルト通しの数と位置を決めます。

ストラップを使ったベルト通し作りの工程を動画で紹介しています。

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