布で作る手作りコースターを紹介します。
手縫いやミシン縫いのコースターもほっこりして素敵ですが、今回紹介するのはデコパージュ液を使った薄型でスタイリッシュな布クラフトです。
手持ちのオシャレな柄のハギレや、好きなキャラクターの柄など、自分のお気に入り素材を選んで作ることができます。
100円ショップの材料だけで、気軽に自分だけのオリジナルコースターを作ることが可能です。
早速作り方を紹介します。
デコパージュ液を使った布コースターの作り方
布コースターの材料と道具
- デコパージュ液
- お好みの布（表布と裏布）
材料はこれだけです。
他に道具として、以下のものを使います。
- クリアファイル
- 筆
- 筆洗
- パレット（牛乳パックや発泡トレイなど使い捨てできるものがおススメ）
- ゴム手袋またはビニール手袋
使う道具・材料は全て100円ショップで購入できるものばかりです。
布をカットする
お好みの布を準備します。
いろいろな布地でも作れると思いますが、私は表布にコットンのシーチングのプリント生地、裏布には少し厚手のデニム生地を使いました。
表布か裏布のどちらかは少し厚みのあるものを使ったほうが、しっかりした仕上がりになると思います。
今回は直径12cmの円形、CDサイズのコースターを作ります。
CDを当てて仕上がり線を引きます。（もちろんコンパスで円を描いてもOK）
オリジナルなので、形は四角でもハート形でもお好みの形で作れます。
線を引いたら、仕上がり線より少し外側で布をカットします。
デコパージュ液を塗る
ここから布にデコパージュ液を塗っていきます。
クリアファイルの上に布を乗せてデコパージュ液を塗ります。
私が使ったのはダイソーさんのデコパージュ液「オールマイティ用」です。
デコパージュ液を使う時は、必ずゴム手袋またはビニール手袋をしましょう。
液が手に付くとかなり取れにくく、注意が必要です。
クリアファイルの上に布を乗せて塗ります。
厚手のデニムは裏と表の両方にデコパージュ液を塗りますが、最初に布の裏側から塗っていきます。
デニムの裏側の全体に塗ったら、表側に返して表の面にもデコパージュ液を塗ります。
表に返した時は、筆で布をクリアファイルに押さえつけるようにして塗ります。
布の裏面をクリアファイルの平面で真っすぐにして固めて乾かすためです。
表布は薄い生地を使っているので、表面だけにデコパージュ液を塗ります。
布の厚みをみて、布全体にデコパージュ液が染み込みにくいようなら両面に、染み込みそうな薄い布なら片面だけに塗ります。
表地と裏地の全体にデコパージュ液を塗ったら、クリアファイルに貼り付けた状態でしっかりと乾燥させます。
季節や天候などの条件によりますが、半日から１日位乾かしておきます。
デコパージュ液を塗った後の筆は、速やかに水に浸けましょう。
筆に液が付いたまま乾燥すると、カチカチに固まって筆が使えなくなってしまいます。
乾いた布をクリアファイルから剥がします。
剥がした部分はクリアファイルの跡が付いて、ツルツルの面になっています。
次にツルツル面にデコパージュ液をまんべんなく塗ります。
ツルツル面どうしを合わせて、表と裏の布を貼り合わせます。
貼り合わせたら、別のクリアファイルを上から乗せて軽く押さえて、2枚の布を密着させます。
上のクリアファイルをそっと取り除き、再びこのままよく乾燥させます。
クリアファイルを乗せたままだと、空気が通らず乾燥しにくくなります。
またボンドがはみ出してファイルを乗せたまま乾くと、表面にツルツル面ができてテカリが出てしまいます。
上に乗せたクリアファイルは外して乾かします。
乾燥 → 仕上げ
よく乾燥させたら、形を仕上げます。
CDを当てて仕上がり線を引きます。
仕上がり線に沿ってハサミでカットします。
形が出来上がりました。
このまま完成にしてもいいですが、最後にもう一度デコパージュ液を表面に塗って仕上げます。
裏面に両面テープか、セロファンテープを丸めたものを貼ってクリアファイルに固定してから、表面に仕上げのデコパージュ液を塗ります。
ここでテープで固定しておかないと、コースターがずれて裏面にデコパージュ液が付いてしまいます。
乾いた時にクリアファイル跡のテカリができてしまうので、固定して塗ります。
布の風合いを残して仕上げたいので、テカリができないように気を付けて仕上げます。
最後にしっかり乾かして完成です。
乾燥しても、熱い飲み物を入れたカップを乗せるとコースターがカップの底にくっついてしまう事があります。
最後の乾燥は長めに、1週間くらい気長に乾燥させておくと熱いカップもくっつきにくくなります。
使う布によって、いろいろな雰囲気を楽しめます。
簡単に揃えやすい材料で作れるので、お好みのコースターを作ってみてください。
動画でも作り方を紹介しています。
同じようにデコパージュ液を使った、自作マウスパッドやうちわの張り替えも紹介しています。
塗るだけでオリジナルグッズが仕上がるデコパージュ液を使ったクラフトは楽しいですよ。
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