シャツの袖丈詰め・カフス袖を直したい

シャツの袖丈を詰めたい。

購入したシャツの袖が長すぎる。

そんな経験ありませんか。

体形は人それぞれなので、袖がいつも長すぎる人もいれば、逆に腕が長くて袖がいつも短くて困っている方もいると思います。
腕が長いのは羨ましいお悩みではありますが、「袖を伸ばす」のは他の布を継ぎ足す以外は物理的に難しいので、ワンサイズ上を選ぶなどの対策になるかと思います。
しかし多分、割合としては「袖が長すぎる」ケースのほうが多いのではと想像します。

既製服は多くの人に合わせられるように平均化したサイズに仕上げられているため、袖丈はなるべく誰でも着られるようにやや「長め」に設定しているのではないかと思います。
大は小を兼ねる、です。

袖丈は腕の長さだけでなく、肩幅や肩の形、腕の太さによっても影響があり、意外と既製服でぴったりしていない事が多い部分だと思います。

カフス袖はカフスボタンを留めることで少し長めでも、どうにか収まってくれるところがあります。
しかしやはり、サイズの合っていない袖はシルエットが野暮ったく見えたり、布がもたついて動きづらい、着心地が悪いという部分を我慢しながら着ることになります。

当たり前な事ではありますが、
服を着心地良く、しかも美しく着るには「サイズが合っている事」が一番です。

洋裁が得意な方でない限り、カフス袖のお直しはプロのリフォームをお願いしたほうが無難です。

最近、気のせいか街の服リフォーム屋さんをあまり見かけません。
筆者が以前利用したことのある服リフォーム店も、調べたらいつの間にか無くなっていました。
ファストファッションを利用することが多い時代なので、わざわざお直しする人も少ないのかもしれません。

ネットでお値打ちにお直ししてくれるショップを見つけました。

【送料無料】【お試し企画】袖丈すっきり！！気分すっきり！！ブラウス袖丈詰め・着丈詰めシャツ袖丈詰め・着丈詰め1，100円洋服リフォーム/洋服　リフォーム/洋服お直し/洋服　お直し　/洋服修理/洋服　修理 価格：1100円（税別、送料別)(2021/1/4時点) 楽天で購入

カフス袖のお直しは素人がきれいに仕上げるのは結構難しいので、こんなサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

フォーマルなアイテムやハイブランドアイテムなら、プロにお任せしたほうが無難ですが、ミシンをお持ちならカジュアルウエアであれば自分でお直しに挑戦してみてもいいと思います。

カジュアルなシャツワンピースの袖を、カフスのデザインを少し変えてリメイクする方法を考えました。

カフスをそのままのデザインで詰めるのは少し難しいのですが、この動画で紹介したやり方ではもう少し簡単にできます。
カフスには大抵「タック」が寄せてあり、袖を詰める場合に同じように違和感なく仕上げるのは結構大変です。
こちらの方法ではタックではなくギャザーにすることで仕上げやすくしました。

よかったら参考にしてみてください

更に、もう少しデザインを変えてスリットスリーブにする方法も考えてみました。

長袖のカフスを外してスリットスリーブに変えると、折り返した形で5分袖や7分袖になります。
シャツのイメージも少しシャープな印象に変わりました。
飽きてしまったシャツでもこんなリメイクをすると、新鮮な気分になりました。

スリット部分の折り返しに使う布については、全く同じ布を探すのは困難なので、違和感のない別布を探します。
チェックや柄物のシャツなら、その布のベースカラーを使って統一感を出すと違和感なくリメイクできると思います。
無地のシャツなら、別の色や柄物を合わせても楽しめます。
無難な同系色、あるいは敢えて反対色を使って「差し色」を楽しむのもアリです。
布選びでオリジナルな一着ができます。

袖をお直しするだけでも、シャツの着心地やイメージが変わるのでお試しください。