モバイルバッテリーは常に持ち歩いている人が多いと思います。
最近では防災グッズとしても必需品です。
現在様々なタイプのモバイルバッテリーが販売されていて、形や大きさもいろいろな種類が存在しています。
モバイルバッテリーは充電できる容量と、本体のサイズが比例して大きくなるようです。
以前筆者は持ち歩きやすい、リップケースくらいのコンパクトなタイプのものを使用していました。これくらいのタイプは見た目もすっきりしておしゃれです。
しかし、このサイズだと1回分の充電しかできませんでした。
1回分だと何かと不安なので、この際おしゃれ感をあきらめて現在はカードサイズ(厚み1㎝)のものを使用しています。
こちらは2回半くらいの充電ができるので、かなり安心感があります。
充電に関しては安心感が増しましたが、この充電器、いつも持ち歩くバッグの中で結構暴れます。
バッグに入っているスマホやサイフなどにぶつかって、表面にキズを付けたり、付けられたり。。。
しかも色が黒だと、バッグの中で見つけづらい。
どこどこ?とまさぐっているうちに、ますますバッグの中で暴れまわり、小物たちが傷だらけになる始末。
モバイル充電器にはカバーが欲しい。
布一枚で覆うだけでもキズは防げると思われるので、とりあえず巾着を作ってみました。
確かに当たりはマイルドになり、小物たちが傷つけ合うことはなくなりました。
布の色により、バッグの中で見つけやすくなりました。
しかし次なる問題が発生。
充電ランプが見えない。
ランプを見るためだけにいちいち巾着から出すのがめんどくさいのです。
こちらの充電器はUSBを差しただけでは充電が始まりません。
USBを差してからボタンを押して、充電が始まります。
USBを差しただけで充電が始まった気分になっていたら、実は一ミリも充電されていなかった。というような目に合いました。
- 充電が始まったことを確認する
- 残りの充電量を確認する
この点において、充電ランプがすぐに見えたほうが断然便利です。
とりあえず今使っている巾着に充電ランプが見える窓を付けたら事は足りるのですが、薄いシーチングの布にほつれない穴を空けるのは意外に難しいものです。
始めはもっと厚地の布でケースを作り、穴を空け、ステッチで穴をかがる方法を考えていましたが、小さなアイテムなので、きれいに仕上げるのが難しそうです。
使用する素材について試行錯誤した結果、たまたま家にあった素材を思い出しました。
ひじあてです。
河口 本革ひじあて 93-458 エンジ 【KY】縫い付けタイプ ワッペン
最近あまり見かけないものですが、ウェアのひじ部分に縫い付けてダメージ予防に補強するアイテムです。
作業着などに使用する他、カジュアルファッションのアクセントとしてデザイン的に使用することもあります。
今回のひじあての素材は本革です。
ひじあてに使われる素材は、本革の他に合皮なども使われます。
革の良い所は、
- 耐久性がある
- ニュアンスがいい(高級感がある)
- 切りっぱなしにできる
特に今回、切りっぱなしOKはポイントが高く、小さな電源窓を簡単に作ることができそうです。
使い道のなかったひじあてを、モバイルケースに転用します。
モバイルバッテリーケースを自作する
バッテリーの型紙を取ります
型紙に合わせてカットします
充電ランプの位置に窓を空けます。
革は切りっぱなしにできるので、好きな位置に自由に穴を空けられます。
マチをつけながら縫い合わせたら完成です。
スェード面を内側にして使うと滑り止めになるので、バッテリーがケースから外れにくいのもポイントです。
作業工程を動画にしていますので、よろしければご覧ください。
革は、普段革細工をする人以外はあまり手に入らない素材です。
「少しだけ使いたい」という時にこんな「ひじあて」も革材料として使える発見でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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