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シンプルな既製品のワンピース。
素材を生かして自分だけのオリジナルウェアを作ります。
今回はシンプルなシャツワンピースをリメイク。
ゴムのギャザーやレースを追加して元のイメージがだいぶ変りました。
レース使いが流行っているので、いろいろな種類の美しいレースが市販されています。
リメイクするアイテムに似合うレースを探すのも楽しい時間です。
大きめワンピースのサイズ感修正と、デザインにデコレーションを追加する様子を紹介します。
シンプルなシャツワンピースのリメイク
リメイク前はこんなプレーンなシャツワンピでした。
サイズ感は全体に少し大きめ。
リメイクの作戦を立てる
今回のリメイクでやりたい事は、こちらの3点。
- ウエスト絞りを入れてボディのフィット感を出す
- 長すぎる袖を自分サイズにする
- レースを足してイメージを変える
このワンピースはとりあえずサイズ感を直したいので、袖を短くするだけでも着られます。
でも黒レースをあしらったら、ちょっとガーリーなイメチェンができそう。
その方向でリメイクを考えることにしました。
ウエストにはストラップが付いていますが、今回は幅のある平ゴムでしっかりしたウエスト絞りを作りたい。
袖もウエストと同じようにゴムで絞ってギャザーを出したい。
今回はこんな計画でリメイクをスタートします。
ストラップを外す
始めに既成で付いているストラップを外します。
脇の直線縫いとロックミシンで縫いこまれていますが、直線縫いだけを外してストラップをカット。
ロックの部分に少しストラップの布が残ってしまいますが、ロック糸を切ってしまうと後のリカバリが面倒なので(*^^*)このまま縫い戻してしまいます。
布が多少残ってもほとんど影響はありません。
ウエスト絞りを作る
ウエスト絞りには少し太めの平ゴムを通したいと思います。
平ゴムを通すための布を縫い付けます。
ウエストがもたつかないように、薄くて滑りの良い裏地用の布を縫い付ける事にしました。
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今回はウエスト全体にゴムを通しましたが、もう少し簡単に後ろ身頃だけにウエスト絞りを作る方法も、過去の記事で紹介していますので、よかったら併せてご覧ください。
前あきにスナップボタンを追加する
元々付いていたボタンとボタンの間にウエストゴムを入れたので、ゴムに引っ張られて真ん中が開いてしまいます。
その位置にスナップボタンを追加して開きを押さえました。
ウエストにベルト通しを追加する
ウエストのゴム絞りの部分に、ベルト通しを付けようと思います。
ベルト通しがあると何かと便利。
最初に外したストラップをカットしてそのままベルト通しに使います。
レースのデコレーションを縫い付ける
このワンピースは黒レースが似合いそうなので、スカートの裾と袖口に黒レースをトッピングすることにしました。
レース使いが流行っているので、いろいろなレースが販売されています。
今回のレーステープは手芸用品老舗のユザワヤさんで購入しました。
他にも様々なデザイン・色・サイズのものがあり、選ぶのも楽しいです。
1955年(昭和30年)東京・蒲田に創業して以来、
全国60箇所以上の実店舗を展開。
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スカートの裾と袖口に、それぞれレースを縫い付けました。
袖口にゴムを通す
袖口にもギャザーを作ったほうが雰囲気に合うと思ったので、ゴムを通す事にしました。
袖口の内側にゴム通し布を縫い付けます。
ウエストのゴム通しと同じように作っていきますが、ここはストラップの余り布が使えそうです。
袖口の裏に縫い付けたら、ゴムを通して完成です。
リメイクの完成
自分サイズにフィットさせると共に、デコレーションで元のイメージを変えてみました。
服を一から作るには、かなりのスキルを必要とします。
既製品リメイクのメリットは、襟や、ボタンホールなど各パーツが既にきれいにできているので、変えたい所だけに手を加えられるところだと思います。
お手持ちの服リメイクの参考になりましたら幸いです。
リメイクの様子を動画でも紹介しています。
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