ショップには沢山のおしゃれなワンピースが並んでいます。
ワンピース好きはつい、デザインの可愛さにつられて購入してしまうのですが、実際に着てみると「なんだか合わない。。。」と思うこともしばしばあります。
ワンピースって布が沢山使われているのでクローゼットの場所を取ります。
着ていない服が場所を取っているのは困りものです。
しっかり活用して、大好きなワンピースを愉しみたいですよね。
ワンピースが合わない理由は
トップスとボトムスで分かれているアイテムは、例えばトップスのサイズが合っていなくても合わせるボトムスやアウターなどのコーディネートでカバーできる事があります。
でもワンピースはその名の通りひとつのパーツで出来ているので、ワンアイテムで自分の体にフィットしないときれいに見えません。
ワンピースは【単体勝負!】なアイテムなんですね。
ワンピースが体に合わない理由は様々だと思いますが、主に以下が考えられます。
- 全体の丈が長い
- 身頃にゆとりがありすぎる
- 肩が落ちる
- 袖が長すぎる
以上は「サイズが大きい」という項目がほとんどですが、最近のワンピースはビッグサイズが多く「ゆとりがありすぎる」という悩みが多いと考えています。
ビッグサイズは「余裕のある」「ラグジュアリーな」イメージによるデザインだと思うのですが、一歩間違うと「だらしない」「服に着られている」になりかねない諸刃の剣的なアイテムです。
いろいろなサイズ・デザインのワンピースがあるので、リメイク方法は「ケースバイケース」になってしまいますが、様々なやり方を見て参考にして頂けたらと思います。
ドッキングワンピースのリメイク
今回は、しまむらさんで購入した黒ワンピースを自分サイズにリメイクしました。
リーズナブルブランドは失敗を気にしず思い切ってトライできるところがいいですね(*^^*)
こちらは上半身がリブニットTシャツで、下半身が布帛のスカートになっている異素材ドッキングタイプのワンピースです。
着用してみると全体にサイズが大きいです。
こちらのワンピースでは気になる3点を直していこうと思います。
- 袖のデザインギャザー
- 肩詰め
- スカートの裾上げ
袖のデザインギャザーを外す
肩袖に可愛らしいギャザーが入っていますが、残念ながら大人にはちょっと「違うな」という感じなので、まずはこちらを外していきます。
裏に返すと、細い平ゴムが縫い付けられています。
生地を傷めないように気を付けながら、ミシン糸をきれいに外します。
袖ギャザーを外したらかなりすっきりしました。
大人にはこれくらいがちょうどいい。袖のボリュームがないと上着も羽織りすいです。
しかしギャザーを外してみると、今度は身頃の肩が下がっている感じが気になってきました。
リブTシャツの肩を詰める
このワンピースは私にはサイズが全体に少し大きめなのもあり、肩が少し下がった感じに見えるのが気になります。
ちょっとした事ですが、このデザインは肩のトップを自分の肩と合わせたほうが引き締まって見えると思います。
伸びない生地のウエアだと肩を詰めるのはちょっと大変な作業ですが、やわらかいリブニット地なので簡単にダイレクトに、肩詰めをしてしまおうと思います。
身頃の袖口と、袖の肩の部分を裏側から詰めたい分だけ縫い合わせました。
目分量で「このくらいかな」という感じで縫い、試着してみて自分のちょうどいいところを狙います。
詰める部分が決まったら、左右同じになるようにしつけします。
ミシンでしつけ位置を縫い合わせ、縫い代はロックミシンで始末をしたら、肩部分もすっきりしました。
あとは長すぎるスカート丈を詰めたいと思います。
スカート部分の裾上げ
このままの長さでも着られなくはないですが、今回はこのワンピースを「カジュアルに着たい」と思っているので、足さばきよく、少し丈を短くしようと思います。
本人低身長のため (*^^*) 裾を10cm上げる事にしました。
裾をカットしたらロックミシンで端の始末をし、折り上げてミシン縫いしました。
元のスカート裾と同じように始末をしておきました。
ワンピースお直しの完成
今回は袖・肩・裾をそれぞれ自分に合うように修正していきました。
全体に大きかったワンピースが、体になじんだ感じになりました。
これなら普段使いに活躍しそうです。
動画でも詳しく説明していますので、ご覧ください。
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